悪質弁護士の見分け方

過払い金の返還手続きをする際に、知識が0に近い私たちの代わりに交渉、裁判を行ってくれる、救世主のような存在の、弁護士。
しかし、最近では弁護士も飽和状態といわれるほど、たくさんいます。
中には素晴らしい弁護士もいますし、また、悪質弁護士といわれる弁護士がいるのも事実です。
そこで、私なりに調べた「悪質弁護士の見分け方」のポイントをいくつかご紹介します。

・事務所の対応はどうか

弁護士事務所に行く機会があれば、事務所の雰囲気を気にしてみましょう。明るい雰囲気であれば、弁護士も気さくで接しやすい場合がほとんどです。
ですが、電話がなかなか繋がらなかったりとか、相談に行っても、対応は弁護士ではなく事務員がする場合は、やめた方がいいでしょう。

・その弁護士は懲戒処分になったことはありませんか?

弁護士は、懲戒処分をされた場合、原則、公開されることになっています。
必ずしも懲戒処分になったからといって、悪質とは限りません。
依頼者に対して必死になりすぎるあまり、そのようなことになった場合もあります。
ですが、一つの弁護士を選ぶ材料として調べておくのもいいでしょう。

・費用が曖昧

費用の詳細、説明は納得できましたか?
もし、説明が曖昧でよくわからない事務所はやめた方がいいでしょう。
また、契約の際に、書面を交わさない弁護士も要注意です。
後から多額の費用を請求される場合もあるそうです。

・弁護士の対応

私たちの質問に都度、答えてくれる弁護士は、良い弁護士の場合が多いです。
しかし、私たちの質問を理解しようとしなかったり、煙たがられたり、また、「任せておけば大丈夫」と、説明もせず、安心感ばかり与えようとする弁護士は要注意です。
本当に良い弁護士は、説明に時間を惜しみません。

・費用は高すぎませんか?

過払い金返還手続きの場合、大体の相場があります。
まず、着手金は0~2万円前後、基本報酬は2万円前後、そして成功報酬は回収額の20%~25%です。
この金額よりも大幅に高額な場合、詐欺の可能性が高いです。
いかがでしたか?
弁護士を選ぶ権利は、私たちにあります。
ですが、悪質弁護士を見極めるのは難しいと言われています。
少しでも「あれ?おかしいな?」と不安に思ったことがあれば、他の弁護士を探すのも一つの方法です。
もし、依頼している途中に、不満に思ったら、私たちからいつでも解約できます。
費用を支払っている場合は、解約するまでの手続きの内容によって返金してもらえる場合があります。
現在は、相談なら無料で行っているところがほとんどです。
相談は無料なので、何度もじっくり行い、本当に信頼できると確信できる弁護士に依頼しましょう。

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