ブラックリストと聞くと、あたかも顧客情報の名簿があるみたいですが、実際にそのようなものは存在しません。
お金を借りたのに返さなかった人、期日に返さなかった人は、その情報(事故情報)が信用情報機関に登録されます。
これがブラック情報と呼ばれています。
信用情報機関に登録されている状況を、ブラックリストに載った、と表現されているのです。
何のためにブラックリストがあるのか?
言うまでもありませんね。
お金を借りたのに返さなかった人に、またお金を借すことがないように、金融会社の貸し倒れを未然に防ぐためです。
まず、しばらくお金を借りることはできないでしょう。
少なくとも期間は5年と言われています。
家族や会社にばれてしまうのでは?とよく気にする方がいらっしゃいます。
安心してください。
ばれることは、自分からカミングアウトいない限り、無いといっていいでしょう。
ブラック情報は信用情報機関にだけ登録されています。
その答えはとても簡単で、個人の情報だからです。
「私はお金を借りたことも、借りる予定もない」と安心している方。
みなさんの身近なところに、1か月でも支払いが遅れると、ブラックリストに載るものがあります。
今、すでに近くにあるのではないでしょうか。
そう、携帯電話です。
機種代金は現在10万近くしますので、ほとんどの方が分割で購入されてるのではないでしょう。
分割で支払っているということは、携帯電話会社がその分を立て替えてくれている(借してくれている)のですから、1か月でも遅れると、期日に借りたお金を返さなかった、とブラックリストに載るのです。
お金を借す会社は、あなたを信用して、借しています。借りたお金を返すのは、借してくれた会社のためでもありますが、何より一番に、「自分のため」なのです。